節句人形を飾る日としまう日、お日柄について

お雛様の場合

お雛様は、早く飾って早くしまうとされています。
一般に節句人形専門店さんでは、お正月の七草が過ぎたら飾っても良い、
仕舞う時期は、3月3日が過ぎたら、早めにとしています。
古い説では、2月の雨水(うすい)の日(節分後の12日目)に飾り、啓蟄(けいちつ)の日に仕舞うとされる地方もあります。

でも吉野地方などでは、旧節句の4月3日に流し雛を行い、
それが済むと夕方から仕舞うのが習わしになっています。
ということは、全国津々浦々それぞれと言うことなんでしょう

五月飾りの場合

五月飾りは、お雛様と違い早く飾って早くしまうというような特別な謂われは特にありません。飾る時期は、地方によりさまざまですが、一般 に春彼岸があければよい、とされます。
仕舞うのは、五月五日が過ぎたらあまり遅くならないうちに、という結構イージーな感じのようです。
一説に、五月飾りは、春分(3/21)後の十五日目の「清明(せいめい/清浄明潔を略したもので、春先の清らかで生き生きした様子をいったもの。)」とも言われますが、あまりこの日を気にする人は、いないようです。
お菓子屋さんなどでは、春彼岸過ぎると柏餅を売り出しますし、4月に入ったらOKでしょう。

地方によって違いがあります
いずれにしても、その土地土地の風習や習わしがありますから、ご自分の地方の習わしについては、地元のお人形専門店さんに問い合わせてみるといいでしょう。

お日柄について

一応飾る日柄は、お祝い物と言うことで良い日柄の時がいい、
下記を目安にカレンダーと相談してください。
大安/一日中吉、先勝/午前中は吉だが午後から凶、
先負/午前中は凶だが午後から吉、赤口/お昼時吉それ以外は凶、
友引/朝夕吉それ以外は凶、仏滅/一日中凶
凶というのは、何かを始めるのによろしくないと言う意味で
悪いことが起こるとかと言う意味ではありません。
お日柄と雨水・啓蟄・清明の日などは、毎年変わりますので北海道札幌市にある西野神社さんのサイトを参照してみると良いと思います。色々気になる方は、六曜の他、様々な吉凶についても紹介されていますので、研究してみても面 白いですよ。
西野神社さんのサイトはとても役に立ちますのでお勧めです。

西野神社さんのサイト
http://nishinojinja.or.jp/

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