桃の節句は女の子が生まれた時のお祝いごとです

三月になれば雛飾りを飾って、雛祭りのお祝いをすることになります

赤ちゃんが生まれた年に行います

雛人形は女の子が生まれたお家にとって、欠かせない飾り物です。
我が家でも大きな雛飾りが床の間のある部屋に飾ってありました。
特に初孫が生まれた時など、初節句のお祝いは雛人形を購入したりする必要があり、両親の実家がお金を出し合ったそうです。
初節句は赤ちゃんが生まれた歳にするのが習わしですが、妹が生まれたのはちょうど三月ごろだったので準備のこともあり翌年に持ち越されていました。生まれたばかりの頃は両親も忙しく、準備をするにも大変ですので、その辺りは厳密ではないのでしょう。
私が初孫であり、長女でもありましたので妹が生まれた時には雛飾りは家にあったのですが、元来1人に1つずつ雛飾りが必要のようです。
私の家でもやはり雛飾りは妹の分も購入して、ふたつ飾ってありました。と言っても、実家のスペースなどの関係もあり妹のは一回り小さい雛人形にすることで対応していたようです。
初節句と言ってもお祝いをもらう以外は通常の雛祭りと変わりなく、ひなあられやちらしずしなどが振る舞われていました。
赤ちゃんは基本的に食べることができないので、お祝いの中心人物はのんびり眠っているか遊んでいるだけなのですが、周りにとっては子供が生まれて初めての雛祭りであったりするので、楽しいイベントとして考えているようでした。私も子どもながらに楽しく特別な日なんだとおぼろげに覚えています。
今でも自宅にその時の雛人形はありますが、もし自分に女の子が生まれた場合には新しく用意してあげたいと考えています。

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